そもそもPP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))とは?

みなさんは「PP」という言葉をご存じでしょうか。
なんとなくプラスチックの素材かな…?と思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、単に「PP」といっても、PP(ポリプロピレン)とPP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))は異なります。
本記事では「P.Pシート(低発泡ポリプロピレン)」について詳しく解説をしていきます。

はじめに、PP(ポリプロピレン)とは、正式名称ポリプロピレン(Polypropylene)の略称であり、熱可塑性樹脂(加熱すると軟化・溶融し、冷却すると硬化する性質の樹脂)です。プラスチック素材の中でも私生活で多く使用されている樹脂のひとつになります。PP(ポリプロピレン)には複数の種類に分かれています。
PP(ポリプロピレン)はPE(ポリエチレン)に似ていますが、より透明で電気特性・耐水性・耐薬品性に優れているので、日用品や家庭用品、台所用品などに用いられています。身近な用途例としては、車載関係だと速度メーターやバンパーなどに、食品関係では食用ラップや飲料容器などに、家電関係では冷蔵庫やパソコンなどに、その他医療関係などさまざまなシーンで必要とされている素材です。

そして、PP(ポリプロピレン)という樹脂をシート状に成形したもの「PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))」です。
PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))各種文具・教材、収容物を引き立てる高透明パッケージ、POPなど身近なライフシーンで使用されています。
本記事では、PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))の長所や身近な使用例についてご紹介していきます!

PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))の長所は?主に3つ!

まずはPP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))の特徴の中から、長所をご紹介していきます。

強度 • 耐久性 • 耐熱性に優れている

PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))PP(ポリプロピレン)樹脂の素材内部に気泡を形成させて製造されます。
低発泡素材はダンプラとは違い「目」の方向が無いシートなので、安定した強度があります。

最大の特徴は、耐折強度(ヒンジ特性:ヒンジ特性とは折り曲げを繰り返してちぎれるまでの耐久性のことを指し、 ヒンジ特性が高ければ高いほど何度も折り曲げを繰り返してもちぎれにくいことを表します。 )があるという点です。

機械的性質(引張強さ・圧縮強度・衝撃強度)にも優れ表面硬度も高い素材です。

また、耐熱性は比較的良好です。
ただし熱変形温度約65~70℃であり、加工温度の幅が5℃程度しかないため、曲げ加工などの熱加工はしにくい素材となります。
※数値は参考値であり保障値ではありません。
※耐熱温度については、各メーカーごとの製品や種類によって異なるので、随時ご確認ください。
プラスチック素材の耐熱温度についての詳細はこちらの記事☞をご覧ください!

 

安価でポリエチレンに比べて軽い

PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))の比重は0.90~0.91で最も軽い樹脂素材となります。
よく似ているとされるPE(ポリエチレン)の比重は0.91~0.92なので、PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))の方が軽い素材です。

天秤のイラスト
また、3×6(910mm×1820mm)サイズで1500円程(当社価格)と安価なので、アルミ複合板やアクリル板などの他の看板材料よりもお財布にやさしいという点も魅力のひとつです✧

ただし、PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))耐候性は低く使用年数は約1~3年と短いので、簡易的な看板としてよく使われています。
看板素材となると基本的には大量生産が多いですが、PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))比較的安価であるため、お店のPOPちょっとしたお知らせ用の看板などに気軽にお使いいただける素材です✫

また、シルク印刷やインクジェット印刷ができます。用途と予算に合わせて使用材料をお選びください。
看板のおすすめ材料のカテゴリーページこちら☞

他用途としては、各種ファイル素材やベニヤ代替養生シート、各種ケース類、芯材、まな板等が挙げられます。

 

燃焼時に有毒ガスを出さない

PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))可燃性素材です。
高温燃焼時に有毒ガスを出さず環境にやさしい素材なので、安心してご使用できます。無臭かつ無毒なのもポイントです。

エコバッグのイラスト

 

PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))の色と厚みは何がある?

次に、ご購入時に必要な規格サイズについてご紹介します。

看板業界で主流なのは白色です!
文具などその他用途として使用されるものは複数種類のカラーバリエーションもがあります。
各メーカーによって規格色は異なるので、事前にご使用用途に応じた素材はどれなのかをご確認の上、選ぶ必要があります。

厚み

看板業界で主流なのは1mmです!
文具などその他用途として使用されるものは複数種類の板厚があります。
各メーカーによって規格板厚は異なるので、事前にご使用用途に応じた素材はどれなのかをご確認の上、選ぶ必要があります。

 

アクリルデポでは白色 板厚1mm 3×6(910×1820)サイズをお取り扱いしています❀

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PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))はこんな所で使われる!

それでは実際にどういった場所で使用されているかをご説明します。

看板

PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))はやわらかく折れにくい素材なので、電柱などの曲面に巻き付ける看板として利用されることが多いです。『入居者案内』のような文言の不動産看板板などを街中で見かけられた経験もあるのではないでしょうか。シルク印刷やインクジェット印刷ができ、比較的安価であるため、大量ロットのご注文によく使用されています。

店舗POP

シルク印刷やインクジェット印刷ができ軽い素材なので、店内のPOPとしても使用できます!

インテリア

収納ケースなどに使われています。(※PP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))ではありません。PP樹脂を別の加工で成形された板が使用されています。)

 

PP板をお探しの方はアクリルデポへ!

今回の記事でご紹介させていただいたPP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))にご興味があり検討されている方やどこで購入しようか迷われている方は、アクリルデポのPP板(P.Pシート(低発泡ポリプロピレン))商品詳細ページをチェックしてみてください✧

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