アルミ複合板とは?基本的な構造と用途

アルミ複合板の構造:軽量で丈夫なサンドイッチパネル

アルミ複合板とは、芯材の発泡ポリエチレン樹脂をカラーアルミで上下からで挟んだ三層構造の板材のことです。
下記の断面図のように、上からカラーアルミ発泡ポリエチレン樹脂カラーアルミの順番に重なった仕様の素材です。

表面のアルミは軽量で錆びにくく、カットや穴あけなどの加工がしやすい素材となっています。軽くて耐候性があり丈夫なのに安価であるため、看板素材として非常に人気です!
今回はそのような人気の高いアルミ複合板について詳しく見ていきたいと思います。

建築や内装におけるアルミ複合板の利用シーン

軽くて耐久性があり人気のアルミ複合板ですが、一体どんなところで使われているの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
どのようなところでどのような使い方がされているのかご紹介したいと思います!

①お店の看板やPOP

まず、1つ目は店舗でよく見かける看板やPOPです。
アルミ複合板は、軽量で耐候性もあり丈夫で安価で大量ロットにも最適なため、看板やPOP・壁貼のメニューなどによく利用されています。
また、インクジェット印刷やカッティングシートを貼ることも可能なので、カラフルに自分だけのデザインを楽しむことができます♪

②広告看板や展示パネル・プラカード

次にご紹介するのは、ビルや店舗・駐車場などで見かける広告看板です。
「使われている素材は知らなかった!」という方も多いのではないでしょうか。
実はアルミ複合板なんです!
穴あけが容易なのでフェンスへの取り付けや、軽いので高層ビルや店舗に取り付ける際の運搬も便利なのでおすすめです。

また、行列の最後尾等でよく見かけるこのようなプラカード☟
軽量で持ちやすいため、長時間持ちやすいためアルミ複合板が使用されています。

他の素材と比べたアルミ複合板の特徴

ここまでアルミ複合板の特徴について少し触れてきました。
もう少し詳しく見ていきましょう。

特徴① 軽量

アルミ複合板は、特徴の1つ目は軽量であることです。
では、なぜアルミ複合板は他の素材と比べて軽いのでしょうか。

①芯材に発泡ポリエチレン樹脂を使用している
②面材のアルミの厚みを極限まで薄くしている

以上の理由から軽量化を実現できています。

特徴② 加工性

アルミ複合板は加工しやすい点で選ばれることもあります。
使用素材である発泡ポリエチレン樹脂とカラーアルミはやわらかい素材であるため、加工しやすい素材となっています。

特徴③ 耐久性(火・温度変化・衝撃)

次は、耐久性です!
耐久性と一口に言っても、詳しく見ると3つの特徴があります。

【1】耐熱温度
アルミ複合板はアクリル板に比べて耐熱温度は高いですが、アクリルのように耐熱温度の幅がないため、
アルミ複合板は基本的に曲げ加工などの熱加工には向かない素材となります。

【2】不燃性
アルミ複合板の中には、法律で定める条件基準に適合する不燃性の認定を得ているアルミ複合板があります。

【3】衝撃
アルミ複合板は割れにくい素材ですが、表面が薄いアルミなのでへこみやすく傷がつきやすい素材です。

アルミ複合板は、大きく分けて3つの耐久性に優れています。
詳しくは、もう少しあとで見ていきたいと思います♪

特徴④ 平滑性

お次は、平滑性です。
平滑性とは、表面が滑らかなことを指します。
アルミ複合板は、金属と樹脂の積層構造であるためたわみにくく、平滑性が高いのです。
その為、インクジェット印刷やカッティングシートを貼りやすいので看板材料としてよく使用されます。

特徴⑤ 安価

最後は、なんと言っても他の素材と比べて安価であることです♪
同じ板厚・同じサイズのアクリル板と比較しても、アルミ複合板が圧倒的に安いのです。
印刷看板などの大量ロット注文に最適な素材です♪

アルミ複合板のメリット:多用途に使える利点とは

ここまで、アルミ複合板の特徴について書いてきましたが、さらにアルミ複合板のメリットについて見てみましょう。

軽量で加工がしやすい点

アルミ複合板の使用素材である発泡ポリエチレン樹脂とカラーアルミは柔らかい素材であるため、アルミ複合板は加工性に優れた素材です。
そのため、カットや穴あけ加工を容易にすることができます。
NC加工機などで曲線状にカットもできるのでデザインの幅も広がります。

アルミ複合板では、カット・穴あけ加工・角R加工・変形カット(NC加工(曲線や複雑な形のカット))ができますが、
磨き加工・接着加工や曲げ加工は出来ません。

アルミ複合板は、一般的な看板向けの加工に対応していますが、高度なデザインの場合は、曲げ加工等が可能なアクリル板が適しています。

ご自宅やDIY等でアルミ複合板をカットや加工することも可能ですが、曲線や円形等は専門の業者に依頼することをおすすめしています。
詳しくは、下記のコラムをご覧ください。

耐久性と耐腐食性に優れた素材

先程、アルミ複合板の耐久性について少し触れましたがそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。

【1】耐熱温度
まずは、アクリル板の耐熱温度と比較してみましょう。

アクリル ⇒ 70~90℃
アルミ複合板 ⇒100℃(連続使用温度)

アルミ複合板の方が耐熱温度は高いですが、アクリルのように耐熱温度の幅がないため、
アルミ複合板は基本的に曲げ加工などの熱加工には向かない素材となります。

【2】不燃性
アルミ複合板の中には、法律で定める条件基準に適合する不燃性の認定を得ているアルミ複合板があります。
ガソリンスタンドや地下鉄などの公共機関など、防炎性が必要なところでよく使用されています。

アルミ複合板のみで不燃認定が取得可能な種類もありますが、アルミ複合板に指定のメディア貼り付けで不燃認定取得可能な種類などもあります。
全てがアルミ複合板のみで不燃認定が取得されているというわけではないので、ご使用用途によってアルミ複合板を選ぶことが必要となります。

【3】衝撃
アルミ複合板は割れにくい素材ですが、表面が薄いアルミなのでへこみやすく傷がつきやすい素材です。
しかし、樹脂素材の衝撃の強さの指標となる一つに、アイゾット衝撃値(単位はJ/m)というものがあります。
これは樹脂素材の強度試験の一つである、アイゾット衝撃試験をもとに、試験片を破壊するために必要な力÷試験片の幅で出された値です。
アルミ複合板とアクリル板で、アイゾット衝撃値(板厚3mmの場合)を比較してみましょう。

アクリル板 ⇒ 2 J/m
アルミ複合板 
⇒ 10.88(11.10) J/m

この数値から、アクリル板よりもアルミ複合板の方が強度が高いと言えます。

コストパフォーマンスの高い選択肢

ここまでで、様々な点から見て非常に優れている素材だということが分かりました。
では、アルミ複合板にはどれくらい種類や違いがあり、価格差があるのでしょうか。

アクリルデポで取り扱いのあるアルミ複合板は、大きく分けて5種類です。

 

①カラーエース シリーズ
まず1つ目は、「カラーエースシリーズ」です。
こちらは、「片面ホワイトツヤ/片面サービスコート(裏グレー) ※板厚3.0mmの場合のみ」となっています。

板厚 → 1.0mm2.0mm3.0mm5.0mm(3.0mm以外は、「片面ホワイトツヤ/片面ホワイトツヤ無)です。)
カラー → マットシルバーグロスシルバーオフホワイトブラック

板厚やカラーにバリエーションがあり、様々な場面でご使用いただけます♪

 

ご購入はこちらから☟

カラーエースSC001GS (ホワイトツヤ有/サービスコート)(3.0mm)

カラーエースCR401FF・CRS401FF (ホワイトツヤ有/ ホワイトツヤ無)(1.0mm/2.0mm/5.0mm)

 

②タキメタル772LR
次にご紹介するのは、「タキメタル」です。
こちらは、板厚が3.0mm・「片面ホワイトツヤ/片面ホワイトツヤ無」のみの規格です。
しかし、十分な強度と耐候性を有した商品の為、カットや印刷加工はこちらの商品を使用します。
アクリルデポ人気No.1商品です♪

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タキメタル772LR (ホワイトツヤ有/ホワイトツヤ無)(3.0mm)

 

③アルポリックPCシリーズ
こちらの商品は、金属板や樹脂版の替わりとして、屋内外の建材用とに限定されることなく、幅広い用途で活躍している最もスタンダードなアルポリックです。
板厚は3.0mmのみですが、カラーは5種類と豊富な品揃えです。

カラー → シルバーブロンズブラックホワイトアイボリー

他のアルミ複合板とは違い高級グレードのアルミ複合板です。

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アルポリックPCシリーズ(3.0mm) ★法人様限定

 

④スチール複合板
スチール複合板もアルミ複合板の一つですが、違いは何でしょうか。

アルミ複合板 → 発泡ポリエチレン樹脂をカラーアルミで挟んだ板材
スチール複合板 → 発泡ポリエチレン樹脂をスチール(シート)で挟んだ板材


こちらは、メッセージボードや掲示板としてもご使用いただけます♪
また、スチール(シート)が使用されているため、マグネットの着脱が可能です。

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スチール複合板 (片面ホワイトボード・マーカー用)(3.0mm)

 

⑤デポパネル
最後にご紹介するのが、アクリルデポオリジナル商品の「デポパネル」です。
芯材には、発泡PVC樹脂(白色)を使用し、カラーアルミで挟んだ板材です。
加工性に優れており切断や穴あけ加工も容易にでき、市販のカッターナイフでも何度か切り込みを入れることによりカットが可能なため、ご自宅でのDIYでもご使用いただけます。

キズつき防止のため片面保護フィルムが貼ってありますが、粘着が強すぎるためB級ワケあり品として激安価格にて販売させていただいております。
品質上問題御座いませんので、ご安心ください♪
保護フィルムを剥がさない場合は、捨て板としてもご利用いただけます。

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【デポパネル】ホワイトツヤ有/サービスコート)

 

ご使用用途やご予算に合わせて、お選びいただければと思います♪

アルミ複合板のデメリット:知っておくべきポイント

アルミ複合板は非常に優れた素材ですが、いくつかデメリットもあります。

衝撃に弱く凹みやすい点

先程、衝撃に強いとご説明しましたが、芯材が発泡樹脂のため割れにくい素材ではありますが強い衝撃が加わると凹むことがあります

取り扱いには十分注意が必要です。

 透過性が無いことで生じる制約

アルミ複合板は透過性がなく遮蔽した状態です。

光や空気を通さない構造の影響

透過性がないため、電飾看板等のLEDや光を使用する使用方法には向いていません

 腐食しやすい

アルミニウムは海水などの塩に弱く、腐食しやすい性質があります。
その為、アルミで挟んでいるアルミ複合板を海の近くで使用すると腐食しやすいのです。

アルミ複合板を選ぶ際の注意点:最適な用途と使い方

ここまで、アルミ複合板の特徴やデメリットを見てきました。
ここからは、ご使用いただく際の注意点や最適なご使用方法についてご説明したいと思います!

サイズや用途に合わせた選択基準

アルミ複合板は、どのようなサイズ展開があるのでしょうか。
表で見ていきましょう。

910
×1820
1000
×2000
1200
×2405
1220
×2440
1000
×3000
1220
×3000
カラーエース
SC001GS
板厚3.0mm
タキメタル
772LR
板厚3.0mm
カラーエース
CRS401FF
板厚1.0mm
カラーエース
CR401FF
板厚2.0mm
カラーエース
CR401FF
板厚5.0mm
カラーエース
両面カラー
板厚3.0mm
アルポリック
PCシリーズ
板厚3.0mm
スチール複合板
(片面ホワイトボード・
マーカー用)
板厚3.0mm
デポパネル
板厚3.0mm

アルミ複合板の種類や厚み・カラーによって規格サイズが違うので、ご使用用途に合わせてお選びください♪

コスト削減のためには

上記でも記載したように、アルミ複合板は種類豊富でサイズ展開もあります。
その為、看板のサイズやご使用方法によって取り合わせのいいサイズをお選びいただくことで、コスト削減にも繋がります。

アルミ複合板のデメリットを理解して正しく活用しよう

メリットを最大限に引き出すための工夫

反りや収縮にも強く安価な為、看板素材としては最適です。
Lアングルやアルミフレーム等を使用して、高級感のある看板を作ることも可能です♪

素材選びで失敗しないためのポイント

電飾看板としては使用できませんが、規格寸法が多彩な為、塔屋看板や大型看板に適しています。
ご使用方法や必要サイズに合わせて、上記でご紹介したアルミ複合板をお選びください。

アクリルデポでは、「どのアルミ複合板を選べばいいかわからない・・・」といったお客様に、
最適なアルミ複合板をご案内させていただきますので、お気軽にご連絡ください♪

 

まとめ

今回はアルミ複合板のメリットとデメリットについてご説明してきました。

今回はアルミ複合板についての話をしてきましたが、一見同じようなものに見えても板の種類が変わればメリットデメリット、特徴はそれぞれ異なり、メリット・デメリットそしてその対処法も変わってきます。

プラスチック素材の加工や購入などプラスチック素材を扱う際は、まずはその素材の特性を理解しておくことが大切です。

それぞれの素材に合った加工や用途で使用することで、より良い状態で、より長く保ち続けることができるかと思います。

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