目次
完成イメージを知ろう
「DIYで飛沫防止パーテーションを作ろう!」と思い立ったら…
まずはじめにすべきことは、完成イメージを考えることです!
これは飛沫防止パーテーションに限らずの話ですが、何かを製作するにあたって重要なことは、
自分の中でしっかりと完成したイメージを思い描けているかどうかです。
自分が作りたいものの完成イメージが出来ていなければ、何が必要で、どのような手順で製作していけばよいかも分かりません。
しっかりと理想のかたちを思い描きながら製作することで、計画的かつ効率的に製作を進めることができるはずです。
今回は、自宅の食卓テーブルに設置するための飛沫防止用パネルを作ってみようと思います!
理想は自宅用として設置するので、飛沫防止用パネル感を抑えながら、部屋の雰囲気に馴染むものです。
イメージとしてはこんな感じ……
ではこれからこの飛沫防止用パネルを製作するにあたって、必要なものや手順をご説明していきたいと思います。
飛沫防止用のパネルで必要素材・材料とは
では、飛沫防止用のパネルをDIYで製作するにあたって、具体的にどのような材料が必要かをご案内していきたいと思います!
まず一つ目は、もちろん「板」です。
先程上記でお話したように、作りたいパネルの大きさを把握して、どのくらいの大きさの板が必要なのかを考えていきます。
しかし実際にプラスチック板のカットをDIYで行おうとすると、大変な労力と時間がかかってしまいます。特にパネルの製作の場合は、板の大きさも大きく、きれいにカットすることは難しいです。また、曲線や変形カット、R加工(角を丸くする)などとなると、DIYで手軽に製作することは困難です。
実際にDIYでプラスチック板をカットできるかを検証したコラムがあるので、こちらもぜひご参考下さい。⇨
*今回はアクリルデポでカットや小口のミガキ等の加工をしたものを用意します。
次にパーテーションを立てるために必要な「脚」です。
脚はカットした板を組み合わせて接着し製作します。
アクリルデポではもちろんパネルの脚も、大きさや色などオーダーメイドで製作できます!
*板同様に今回はカットやミガキはアクリルデポで加工したものを用意し、接着のみをDIYで行います♪
最後に脚を製作する際に必要な「UVライトペン(液体瞬間接着剤)」です。
プラスチック板を接着するには、レジン液で接着し、UVライトを当てて硬化させるUVライトペンが便利です。
こちらもアクリルデポでお取扱いがございます。チェックしてみて下さい☆ UVライトペンの購入はこちら☞
※尚、製作の際は、プラスチック板の小口や角は鋭利なため、手などを切ってしまわないように手袋などを着用しての作業をお勧めいたします。
それではここからは、プラスチック板の特徴をご説明していきたいと思います。
こちらを参考に、まずはご希望のパーテーションにはどの板が向いているかをご検討してみて下さい♪
パネル板の種類【アクリル板】
まず一つ目はアクリルデポもおすすめの「アクリル板」です。
世間一般的にも、飛沫防止用パネルに使用されている板の多くはアクリルです。
おすすめする理由としては
・透明度が非常に高い
・接着がしやすい
一方、注意したい点としては
・加工は行いやすいが、割れやすい
というようなことがあげられます。
アクリル板はプラスチック板の中でも切削加工、溶接・接着だけでなく、曲げ加工や成型など、一般的な加工全般が行いやすい板です。
どんな板にしようか迷ったら、まずはアクリル板を使用していただくのがおすすめです☆
アクリル板の購入はこちら☞://www.acrylicdepot.co.jp/c/acrylic
パネル板の種類【塩ビ板】
2つ目は、「塩ビ板」です。
アクリルの次に飛沫防止用パネルの素材としてよく使われています。
塩ビ板の長所としては、
・強度・耐薬品性・電気絶縁性・耐候性・難燃性などに優れている
・切削加工、溶接・接着、曲げ加工などの加工全般も行いやすい
一方、短所としては
・アクリル板やPET板と比べると透明度が少し劣る
塩ビ板は透明度は少し劣るものの、丈夫で、価格帯もアクリル板よりも安くお求めやすいです♪
また防火性が必要な場所に設置する場合なども、塩ビ板を使用していただくのがおすすめです。
塩ビ板の購入はこちら☞https://www.acrylicdepot.co.jp/c/pvc
パネルの種類【PET板】
最後は、「PET板」です。
PET板も塩ビ板と同程度に飛沫防止用パネルの素材として使用されています。
PET板の長所は、
・アクリル板のような優れた透明度を持つ(透過率約87%)
・アクリル板と比べても4~5倍の強度を持つ
・加工にも優れている
・塩素系の元素を含まず、燃焼しても有毒ガスが発生しないため、地球環境にも優しい
一方、短所は
・表面が柔らかく、キズがつきやすい
アクリル板に近い性質で、加工性にも優れた上に地球環境にも優しいので、DIYにもピッタリのプラスチック素材です♪
PET板の購入はこちら☞https://www.acrylicdepot.co.jp/c/pet
素材一式の予算は?
ここまで、DIYに必要なものと、具体的な素材のご紹介をしてきましたが、
DIY製作するにあたって、一番気になるのがやはり……費用ですよね。
では実際に、飛沫防止用パネルをDIYで製作する場合、どれくらいの費用がかかるのかをご説明していきたいと思います!
まずは今回製作する飛沫防止用パネルの場合から見ていきましょう。
〈材料〉
・アクリル板(キャスト) [厚み:3t サイズ:W900×H350 枚数:1枚 色:ブラウンスモーク 品番:1382]
・脚(押出) [厚み:5t サイズ:100×100×50 個数:2個 色:透明 品番:001]
・UVライトペン [アクリルデポ取扱商品使用]
上記の内容で、パネル代(レーザー加工費含む)¥6,036+脚代(ミガキ加工費含む)¥2,036=¥8,072
UVライトペン=1,500
合計 ¥9,572 で製作できました!
次に、アクリルデポで板材を購入してスタンダードな長方形の飛沫防止用パネルを製作しようとした場合です。
[パネルサイズ:3t W600×H450 脚サイズ:3t 100×100×50 2個]
・アクリル板の場合 一式約¥3,000
・塩ビ板の場合 一式約¥2,300
・PET板の場合 一式約¥2,200
板材の価格に関しては、ホームセンターやネット通販サイト別で比較しているコラムがあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください! ⇨
完成までの手順
ではここからは実際に、製作から完成までの手順を順番にご案内していきたいと思います。
「飛沫防止用パネルが欲しい」、「理想の飛沫防止用パネルを製作してみたい」とお考えのみなさまに、少しでも具体的な手順や完成イメージを持っていただけると嬉しいです☆
①完成イメージ図を描く
最初にお伝えしたように、パネルを製作するにあたってまずは、完成イメージをしっかりと描くことが重要です。
今回製作したいパネルは、変形カットになるため、カットはレーザー加工機でのカットになります。
そのため図面はイラストレーターを使用して作成をします。
②必要な材料をリストアップする
図面が描けたら、何が必要かをリストアップします。
今回の場合は
・板(サイズ:3t W900×H350)
・脚(サイズ:5t 100×100×50を2個)
・UVライトペン(脚の接着で使用)
・手袋
③板材を注文する
①で製作したデーターをアクリルデポに送り、パネル用と脚用の板材をそれぞれカットしてもらいます。
カットされた板がこんな感じ!!
↓
例えばこのようなカットを、自分でするのはとても困難です…
でも、レーザー加工機でカットしているため、今回のような変形カットもデーター通りに出来ています☆
④脚を製作する
次に、脚を製作していきます。
今回は、脚の接着のみをDIYで行います。
接着剤にはプラスチックの接着にも便利なUVライトペンを使用します。
専用のレジン液を、接着したい部分に塗り、専用のUVライトを5~10秒ほど当てることで、レジン液が硬化し接着が出来ます。
UVライト(紫外線)を当てるまでは液剤は固まらないので、失敗しても塗り直しも可能です。
接着完了!
↓
⑤完成・設置
脚の接着が終われば、完成です!!
さっそく設置してみましょう♪
↓↓↓
今回は自宅用の飛沫防止パネルなので、飛沫防止パネル感をなくすために、造花などで装飾もしてみました❁
よりインテリアっぽくなった気がします(^^)
DIYに諦めたら飛沫防止用のパネルを購入しよう!
ここまで、飛沫防止用パネルをDIYで製作する方法についてご紹介してきました。
冒頭でもお伝えしたように、板材をカットするところから自分で行うのは、
技術や環境、労力や時間的にも大変困難です。
またプラスチック板の端材等の処分にも困ってしまいます…
そのため、板は専門の機械でプロにカットしてもらうのがおすすめです!
アクリル板のカット品、オーダーメイド加工ならアクリルデポへ!!
アクリルデポでは、様々なプラスチック素材を取扱っており、サイズやカラーバリエーションも豊富で
DIY素材をお求めいただくにも最適です☆
様々なカットが可能で、飛沫防止パネルをはじめオーダーメイド加工の製作も承っております♪
「自分でオリジナルの飛沫防止用パネルを製作したい!」、「理想の飛沫防止用パネルがない…」
そんな時は迷わず、ぜひアクリルデポをご利用ください!!
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