アクリル板の静電気対策とは？効果的な方法を解説

静電気の原因

パチッ。
ものや人に触れたときにふとした瞬間に来る痛み。
また、飲食店や受付などでよく見かけるパーテーション（飛沫防止のアクリル板）やスマートフォン・テレビの液晶画面がお掃除してもすぐに汚れる！
みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか。
これらは、静電気によるものです。

今回は、静電気の原因は何か・静電気が発生する原因についてみていきたいと思います。

人のからだやものはすべて「プラス」と「マイナス」の2種類の電気をもっています。
本来は、この2種類の電気のバランスがとれているため、静電気は発生しません。
しかし、「摩擦」「剥離」などが起こった時に2種類の電気のバランスが崩れて静電気が発生するのです。
では、どのようなときに静電気が起こりやすいのでしょうか？
具体的にみていきましょう。

静電気は、静電気が起こりやすい「帯電体質」の人に起こりやすいと言われています。
「帯電体質」の特徴は様々ですが、いくつかご紹介したいと思います。

①髪や肌が乾燥している人
髪や肌が乾燥している人は、体内の電気を空気中に放電しにくく溜まりやすいため、静電気が起こりやすくなります。

②血のめぐりがよくない人
血の巡りがよくないと体内の2種類の電気のバランスが崩れてしまったり、電気を溜め込みやすくなるため、
静電気が起こりやすくなります。
食生活の乱れや睡眠不足・ストレスも、静電気の原因のひとつと言えます。

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また、体質だけでなく静電気は「気温　25℃以下」「湿度　20％以下」を好むため、環境の要因も静電気を起こしやすくする原因です。
なので、冬は空気中が乾燥していたり服の重ね着で服同士の摩擦も増え、静電気が起こりやすいのです。

静電気は人にとって好ましくないものですよね。
実は、静電気は人だけでなくみなさんの生活の中に存在するアクリル板にとっても大敵なんです！！

コロナが流行し始めてからよく見かけるパーテーションやアクリルケースなどが、くすんで汚れて見える！といったことはないでしょうか。
あの汚れの原因も、静電気です。
空気が乾燥していたり気温が低いと静電気が発生しやすくほこりが溜まりやすくなり、
溜まったほこりをそのままにしておくと、そのほこりに水分や油が吸着しどんどん汚れていってしまいます。

ですが、「汚れが気になるから除菌もできるしアルコールで拭こう！」は危険です。
アクリル板をアルコールで拭いてしまうと、白く濁ってしまったり表面などにひびが入ってしまう「ケミカルクラック」とうい現象が起きてしまいます。

アクリル板の正しいお掃除方法については、下記のコラムでご紹介しています。
よければご覧ください☟

アクリルデポ

アクリル板(パーテーション)の正しい掃除方法とは？実はアルコール除菌はNG！

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アクリルデポ

アクリル板はアルコールで掃除してはダメ！正しい掃除方法を教えます

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なぜアクリル板にアルコールはダメなのか「アクリル板」とはプラスチック素材のうちのひとつであり、透明度が高く加工性も良いため、いろいろな形になり、さまざまな用途として使われています。身近な例として「アクリルパーテーション」や「フィギュアケース」などに使われています。透明できれいなケースだけど、指紋が付着してしまったり汚れてしまったりしたとき、「アクリル板の掃除方法」に悩まれることはありませんか？透明度が高いからこそ汚れが目立ってしまうので、きれいな状態を保っておきたいですよね。「汚れやウイルス...

静電気を防いできれいに使って頂けるよう、次はアクリル板の静電気対策についてご紹介したいと思います。

アクリル板の静電気対策アイテム

ここまで静電気の原因についてみてきました。
パーテーションや大切なものを飾るアクリルケース・大好きなキャラクターアクリルスタンドなど、意外と身近にあるアクリル。
汚れたままにはせず、一緒にきれいにしてみませんか？
ご自宅にあるもので簡単に、汚れの原因となる静電気を防ぐ方法をご紹介したいと思います。

用意するもの

ぬるま湯

リンス

スプレーボトル

やわらかい布

手順

1.スプレーボトルにリンスを入れる。

2.リンスをぬるま湯で薄める。（スプレーボトルがない場合、洗面器などで薄めて頂いても大丈夫です♪）
リンスは多すぎると返って汚れてしまうこともあるので、少量でOK♪

3.アクリル板に吹きかけて、やわらかい布でやさしく全体を拭く。

効果は約1～2週間ですので短いですが、少しでもお手入れが楽になれば嬉しいです♪

他には、アクリル板（プラスチック素材）に塗布すると、アクリル板の静電気の発生抑えほこりやよごれの付着を防いでくれる

「帯電防止剤」という薬剤もございます。

帯電防止剤「コートロン」のご購入はこちら☟

まとめ

パチッとくる静電気は目に見えない大敵ですが、原因がわかると対策ができます。
少しでも快適に過ごして頂くお手伝いができれば！
また、みなさまが大切なものを飾られているアクリルケースなど、身近にあるアクリル製品を少しでも長くきれいにお使い頂きたい！
そう思い、今回は静電気の原因と対策アイテムについてご紹介しました。

意外と身近にあるアクリル板ですが、お手入れ方法などあまりよく知られていないこともたくさんあると思います。

アクリルのことならアクリルデポまで！

また、プラスチック素材といっても種類がたくさんあります。

〇〇に使いたいけど、どんな素材のものを買えばいいの？
など数多くある素材からどの素材やサイズが適切かを判断するのも難しいと思われる方もいらっしゃるかと思います。

そんなときは、アクリルデポにお任せください！
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