目次
アクリル板とは
アクリル板とは数あるプラスチック素材のうちのひとつであり、透明度が高く加工性も良いため、いろいろな形になり、いろいろな場所で使われています。
身近なところでいうとアクリルパーテーションやフォトフレーム、最近ではウェディングアイテムとしてウェルカムボードなどに使われています。
本記事では、意外とわかりにくい「プラスチックのゴミ分別」についてご説明していきます。
アクリルとプラスチックの違いとは
「アクリル」と「プラスチック」を同義のように思われている方も多いのではないでしょうか?
「アクリル」=「プラスチック」ではありません。「プラスチック」はあくまで総称であり、「アクリル」は数ある「プラスチック」素材の内のひとつにすぎないのです。
例えると、スマートフォン(プラスチック)の中のiPhone(アクリル)のような感覚です。
また、「プラスチック」とは、「可塑性(個体に外から力を加えたときに変形させることができ、その後力を加え続けなくても元の形に戻らない性質)」があり、加熱によって軟化し成形できる有機高分子物質の総称を意味します。
そして、「プラスチック」の中でも「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」の2つに分類されており、「アクリル」は「熱可塑性樹脂」に該当します。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください
分別する上での違いは特にない
よって、「アクリル」は「プラスチック」なのでゴミ分別する際では違いは特にありません。
プラスチックのゴミ分別の見分け方ポイント
それではどのようにプラスチックを捨てたらいいかについてステップごとに分けて解説していきます。
ステップ① 「プラマークがついているか」
YES→プラスチックの分別ゴミとしてだす
NO→ステップ②へ
*プラマークは容器包装リサイクル法の対象にだけつけられるマークです。全てのプラスチックがリサイクルできるわけではありませんので、プラマークがついていないプラスチックに関しては可燃ゴミや粗大ゴミ(自治体によっては不燃ゴミ)として廃棄します。
ステップ② 「自治体指定ゴミ袋に入るサイズかどうか」
YES→不燃ゴミとしてだす
NO→粗大ゴミ (持ち込みやリクエスト収集などお住いの自治体によって異なるので確認してください。)
大判のものは粗大ゴミとして出す
「粗大ごみ」は一般的に「一斗缶サイズを超えるもの」が該当します。
粗大ゴミの出し方
粗大ごみの出し方は、「家庭用粗大ゴミ」と「業務用粗大ゴミ」とでは異なります。
「家庭用粗大ゴミ」は自治体で処分するのが一般的です。
ですが、自治体ごとに回収可能な粗大ゴミの品目が異なっており、手数料の有無なども異なるので、各自治体に確認する必要があります。
「業務用粗大ゴミ(会社ででるゴミ等)」は、自治体ではなく業者を探して処分しなければなりません。
その時に「廃棄物処理法」を逸脱してしまうと罰則が科せられてしまいますので注意しましょう。
工場からでた大量のゴミ以外にもオフィスからでた机や家電なども対象となり、産業廃棄物収集運搬業許可証を持った業者に適切に処理してもらわないといけません。
また、平成20年度から、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付した排出事業者(中間処理業者を含む)は廃棄物処理法第12条の3第7項に基づき、事業場ごとに前年度1年間のマニフェスト交付等の状況(産業廃棄物の種類および排出量、マニフェストの交付枚数等)について、都道府県知事等への報告が義務付けられています。
※本記事執筆時点での法令のため、都度ご確認ください。
新聞紙などで包む
角がとがっていたりするとケガの危険があるので、新聞紙などで包みます。
新聞紙などに割れ物と書いておく
割れ物だということが一目でわかるようにマジックペンなどで記入します。
透明な袋に入れる
透明の袋にまとめます。該当するゴミの出し方に沿って出しましょう。
リサイクルは可能なのか
プラスチックのリサイクル業者があるので、お持ちのプラスチックがリサイクル対象かどうかを問合せてみても良いかと思います。
買取業者が買い取ってくれる可能性がある
大量にあれば買取業者が買い取ってくれる可能性もあります。
まとめ
今回はアクリル・プラスチックのゴミ分別について紹介してきました。
意外とわかりにくいプラスチックのゴミ分別について
この記事が少しでも参考になれば幸いです❀
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